*カルシウム 

体内カルシウムの量は、他のどのミネラルよりも多く、
ほとんどが骨と歯の中に含まれる。

リンと一緒に働いて健康な骨と歯を作る。
体内に存在するカルシウムとリンの割合は、2:1にならなければならない。

マグネシウムと一緒に働いて、心臓、血管の健康を保つ。

カルシウムを吸収するには、充分な量のビタミンDを持っていなくてはならない。

骨や歯の形成に必要な栄養素。

Ca

カルシウムの働き

丈夫な骨と歯を維持する。
骨折と骨が減るリスクを下げる。
大腸ガンのリスクを下げる助けをする。
心臓の規則的な鼓動を保つ。
不眠症を和らげる。
体内の鉄の代謝を助ける。
神経系、特にインパルスの伝達を助ける。

カルシウム不足すると

くる病。
骨軟化症。
骨粗しょう症。

サプリメント

最も良いのは、キーレイトされたカルシウム。
グルコン酸カルシウム(植物由来)と
乳酸カルシウム(乳糖由来)は、鉛を含んでおらず、吸収も良い。

カルシウムとマグネシウムの割合は、2:1になっているべき。

一般的な摂取量:1日5000mgまでにする。

たくさん含んでいる食品

ミルク、乳製品、大豆、豆腐、いわし、鮭、ピーナッツ、くるみ、ヒマワリの種、ケール、ブロッコリー、緑色野菜

備考

  • 背中の痛みや月経痛に悩まされている人は、カルシウムの摂取量を増やすことで症状がやわらぐことが多い。
  • 成長期神経痛のティーンエージャーは通常、カルシウムの摂取量を増やすと痛みがとれる。
  • 低血糖症の人もカルシウムの摂取量を増やすといい。(1日1000〜1500mgほど)
  • カルシウムは、ビタミンA、C、D、鉄、マフネシウム、リンと一緒の時にベストの働きをする。
  • カルシウムサプリメントは、食事と一緒に摂った時に最もよく吸収される。
  • 就寝時にカルシウムとマグネシウムを摂ると安眠できる。
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